2004年1月31日

去年の作業風景
 午前中は配達。帰りにばんばさんのところへ。ぼかしを混ぜる機械を貸していただけるというのでお言葉に甘えることにした。ばんばさんは由緒ある「日本農業大賞」に昨日選ばれた。すごいことである。昨日からお祝いの電話がひっきりなしにあったそうである。身近な人がこういった賞を獲るというのは嬉しいものだ。

 それにしても米ぬかは林さんに、ぼかしの機械はばんばさん、おからは美川タンパクさんにと色々な人にお世話になりっぱなしである。この恩はこれからの後進に返していこう。

 ぼかし攪拌の機械をばんばさんに軽トラに積んでもらったのだが、降ろす時には親父、兄貴に頼んで一緒に降ろしてもらった。身近なところに身内がいると助かる。ついでに我が家で食事会をする。娘、息子は大喜びであった。たまにはこんな事も良いな~
 

2004年1月30日

苗ポットで大きくなる白菜
 今日は半日、米ぬか袋詰。そろそろぼかし作りの本格始動である。いつもお世話になっている林農産さんで米ぬかをもらう。うちにはリフトなどがないので一度米袋に詰め、持ち帰るという手間なことになる。しかし一度米袋に入れた方が作業効率が良いので最近はそうしている。

 午後からはぼかし作りのための場所作り。ハウスの中で行なうつもりである。心配の種はねずみである。一箇所だけ穴をあけて食べてくれるなら良いが、あちこちあけるので困る。トラップをいくつか仕掛けた。今年もねずみとの戦いがスタートだ。

2004年1月28・29日

どれもこれも雪の中・・・
 昨日の午前中は配達。午後からお店ばたけのミニセミナー。これが実戦的で良かった。最近は宴会部長さんが欠席してるので夜の会がないのでは残念だが、来週新年会があるようなので楽しみにしておこう。

 このところ野菜セットのご注文をたくさんいただいている。リピートしてくれる人が多いのもありがたい。このところ雪の中から掘り出しているので喜びの声を聞くと、苦労が報われた~と思ってしまう。

 ここまで好評だと今年の畑計画も気合が入る。さて今年はどれが豊作でどれが不作かな。まあすべて豊作だと文句がないが、それは贅沢というものであろう。

2004年1月27日

雪の中のにんにく
 昨日で雪も落ち着いたかと思ったが、今日も1日中雪。今回のはそれほど積もる雪ではなさそうである。3年前はハウスをつぶしてしまったので、雪が降り続くと心配してしまう。

 仕事的には落ち着いてきて、農閑期も本番といったところ。午後からずっ~とパソコンに向かっていたので目が痛い。風来畑の歳時記も完成に近づいてきた。それにしてもここ数年で育てる野菜も増えたな~。

2004年1月25・26日

雪だるまと娘
 雪もようやくひと段落。宅配便さんも集荷に来れるようになり、ひと安心。町も平常が戻ってきたが、いつもは2車線のところが1車線だったりと道は混雑している。そんな中、自分のことしか考えず駐車している車が多いのには閉口する。もう少しモラルが欲しいところである。

 新聞を見ていると、某国立大学寮生がボランティアで雪かきをしたり、高校生がはまっている車を助けたりと若者の方がしっかりしてるな~と思うニュースが多い。大人が態度で示さないと、子どもはついてこないわな~

 そんな訳で自分も毎日雪かき。始めの頃は面倒くさいな~と思っていたが、数日やり続けるとコツが分ってきて楽しくなってきた。こうやれば、宅急便の車が駐まりさすいだろうな、とか郵便屋さんにはここが通路になるだろうな、という事を考え出すと手がとまらなくなる。

 娘にせがまれて雪遊びも久しぶりにした、ソリのために山を築いたり、階段を作ったりしてると時間もあっと言う間だ。雪だるまも思ったより簡単に出来た。次はかまくらに挑戦だ。

2004年1月24日

雪山で万歳をする娘
 今日もすごい雪。予定では京都の方へ新年会に出かけるつもりであったが、大事をとって中止した。まあ色々あったので行かなくて正解だったかな。

 それにしても宅配便さんも動かない雪には困る。こうなるとネット販売も手足をとられた亀のようである。そんな中、お客さんからも寒中見舞メールなどが届き、心が温まる。

 そんな訳でとにかく雪かき。3歳の娘は大騒ぎである。手袋もせずはしゃいでいた。そういえば子どもの頃は良く、霜焼けしたな~。

 午後からHPの改造。多くなり過ぎていたメニューも整理し、少しづつ思った形に近づいてきた。風来について、や風来歳時記源さん語るはリニューアルしたので、ぜひ見て欲しいところだ。

2004年1月23日

雪の晴れ間
 今日も雪であった。それでもさすが雪国、街は平常を取り戻しているように見えた。それでも交通機関の麻痺がひどかったらしい。こんな時には家と畑が一致してるのはありがたいことだ。

 この雪で宅配も止まり、混乱はあったが、やさしいお客さんばかりで、声を荒げる人はいなかった。ホント良いお客さんに恵まれている。

 雪よりひどいのが風である。ハウスのビニールが飛んでしまいはためいている。応急処置で切り裂いたが、雪が溶けたら全面張りなおしである。すべて撤去しようと思ったが、そのやぶれハウスがすずめの避難場所になっていたので一部残すことにした。

 吹雪きになると人間の心理は消費行動が抑えられるようであるが、さすがにこういった時はネットが強い。何せ。こちらは嵐でも全国的には大丈夫である。さて明日から野菜を雪の下から掘り出そう。

2004年1月22日

大雪・大雪
 「今年は、大雪ないな~、寂しいくらいだ」なんて言っていたら、超大雪が来た。しかも横なぐりの吹雪きである。雪かきをしてもしてもキリがない。野菜セットのための収穫もいつもの5倍の時間がかかった。雪で隠れるとどこにあるか分らなくなり、まさに宝探し状態になる。そんな中でも一線を超えると、ハイ(ヤケ?)になってくる。気分はホワイトアウトである。

 そんな中、共済新聞の取材で記者さんとカメラマンさんが来られた。風来に来るまでとてつもない時間がかかったようだ。農家のITというテーマであったので、いつものごとく話す。取材をうけてる際も、どんどん雪が降り積もり、吹雪きもすごくなっていた。無事帰れたであろうか?

 いよいよ、農閑期といった感じである。それにしてもここまで降る必要はないと思うが・・

2004年1月21日

荒天の空
 今日は自分が配達中に奥さんに風来のHPをジックリ見てもらった。帰ってきてから色々な意見が聞けた。今までなら、「それはそ~で」「これは、こおいった意味があって」と言っていたところであるが、先日の「まな鯉」でさんざん言われたので冷静に聞けた。

 やはり重点的に直すのは「風来について」と「源さん語る」になりそうだ。文字が多すぎるかな~と思ってがいたので、そのあたりも改善して、わが町根上も触れようと思う。初めての人でもひと目で風来のことが分かる。そんなページにしていきたい。

2004年1月20日

ハナとビワの葉
 昨晩もHP新ページ作成で夜更かし。畑の歳時記をテーマにしてるので、過去の日記をチェックする。それにしても積もれば積もるものだ。厳選した写真で少しでも風来の雰囲気が伝わればと思う。

 家族写真もと思ったが、なかなか思ったのがない。子どもの成長が早過ぎて少し前だともう使えない。あと写真自体の問題も大きい。そろそろ新しいデジカメも必要か?

2004年1月18・19日

ハナにキャベツをあげる娘
 17日の夜は隣町のデパート、小松大和さんと地域特産物店・店主の懇親会。年に2回物産展に参加させてもらっているが、この物産展は小松大和さんの女子社員が中心となって行なっている。デパートとは思えない地域密着型である。

 話も幅があった。右を見れば20代のデパガが、左を見れば60代の社長さんとなかなか面白い会であった。出会いもたくさんあった。大和さんとは長いつきあいになってくれるとありがたい

 昨日は自分の35歳の誕生日。お昼に小さく誕生会した。あまり誕生日とは意識しない年になってしまったが、子どもの頃思っていた35歳はもっと大人(おじさん)だったよいうな気がする。

 夜は有機土作り研究会、NPKの新年会。こちらも別の意味でバラエティーに富んだ話題満載である。不況には家族経営の農家が強いなど、なるほど!!と思う話も多かった。

 今日は朝から発送、発送。合間にHP作り。とりあえずTOPを少し変える。畑の四季や野菜の育て方などニューコンテンツもどんどん作るつもりである。

2004年1月17日

好評寒干したくあん
 午前中は配達。たくあんが好評である。樽で売れるのも嬉しいものだ。たくあんの場合は樽の方が保存も味も良いのでお薦めである。

 メルマガでも「たくあん樽買いしませんか?」と問いかけたところ何件か問い合わせがあった。そこで急遽「キロ買い」、「樽買い」出来るように買い物カゴをつけた。少し安くしすぎたかな?とも思ったがまあこの時期だけのサービスかな。今年はいつもの倍、熟製期間をおいた。味ものって自信をもってお薦め出来る。我が家でも娘のおやつに大活躍である。

 このところたくあんの試食(これが止まらない)でアゴがいたい。

2004年1月16日

冬の北陸空模様
 昨晩は遅くまでHP改装、メルマガ作成作業をしていた。このところ10時には床についているので(その後、本を読むので寝るまで長い)久しぶりの夜更かしは堪える。

 農閑期なので昼でもHP改装作業は出来るだろうと思っていた。しかし雑事(本業)がナンヤカンヤとあり落ち着いて出来ない。そこでどうしても夜の作業になる。それでも2時間ぐらいかけた作業が、結局は元の方が良かったということもあるので、なかなか前に進まない。まあジックリとやることにしよう。

 今回のメルマガにも書いたのだが、歯について悩んでいる。虫歯が痛いという訳ではないのだが、いっ~ぱい埋まっているアマルガムを取り替えたいのである。良い出会いを期待しよう。

 今日、13の月の暦カレンダーが届いた。このカレンダーは1ヶ月28日×13プラス1日で構成されており、月のリズムに合わせてある。自然の摂理に近いとのことだが、さてどうであろうか。いずれにせよ月と作物は大きな関係があると見ているので今年は色々活用するつもりである。

2004年1月15日

震えながら育つ白菜の苗
 いや~今日は寒い日であった。そんな吹雪きの中収穫。ここにきて、また無農薬野菜セットの注文が立て続けに入っている。時々ホワイトアウト(大げさ!!)になったりすると心細くなる。それでもこの寒さで野菜も一層おいしくなっている。

 先日の「まな鯉」で指摘されてこのHPも改造に乗り出す。しかしやることが多いので農閑期中の仕事になりそう。商品アイテムが増えるにつけいつの間にか畑の写真館や畑日記をすみっこにおいやってしまっていた。そのあたりもまた桧舞台に戻そう。

 それにしても寒い。パソコンデスクがあるのが加工場の一角なので足元が冷える。夜なべするのには勇気がいるな~

2004年1月13・14日

雪に覆われる畑
 昨日(13日)はすごい天気であった。特に朝は北陸ならではの天気であった。雪が降っているのに日が差して、虹が出ていた。きれいだな~と思っていると暴風とともにアラレが降ってきた。

 そんな農閑期日和の中、IISHICO(石川県中小企業産業創出センター)へ向かった。お店ばたけのドクターが講師をしているWebドクター養成教室の授業の一環として呼ばれた。今回は風来のHPをそれぞれの受講生があれこれと評するという「まな板の鯉」状態であった。志願したとはいえ、なかなかするどいつっこみが沢山あった。

 評された内容はすぐにも変更すべき点もあったが、パソコン仕事は気分がのった時に一気にやるタイプなのでしばらく熟製してからになりそうだ。

 今日も寒い1日。午前中に配達。午後からいかの塩辛作り。この時期のいかも肝が大きくて濃厚なのが出来そうだ。

2004年1月11・12日

元気に育つサラダ菜
 昨日(11日)はのんびり過ごす。天気も悪く畑の計画を立てるのに最適な日であった。去年のを参考に育てるものを畑MAPにはめていくのだが、定植時期や連作障害など色々と考える要素がある。まるでパズルのようだが、このひとときは好きな時間である。育てたいものも色々あるのでまだまだ時間がかかりそうだ。

 ホームセンターにもでかけ農機具など物色。毎年この時期はDIYシーズンだが今年はそう大掛かりなものを作らなくてよさそうだ。まあ加工場が手狭になってきたので倉庫を作りたいところではあるが・・

 今日は発送。漬物の仕込み。大根寿し、かぶら寿しも好評である。実は大根寿し、かぶら寿しはこの時期が旬でこのぐらいの時期に殿様に献上されたらしい。最近ではお歳暮などで前倒しされているが確かに今の時期は野菜が一層甘みがあっておいしい。

 午後から畑のぼかし作りの準備。微生物資材を糖蜜、天然水などで培養する。畑に定植や種蒔きする時期から逆算しての作業がボチボチ始まる。
2004年1月10日

ハナをにんじんで釣っている?ところ
 遠方より訪ね人があった。京都の綾部というところで農業を営まれている井上家族である。綾部も面白いところで新規就農者が続々集まっている。その中心にいるのが井上さんである。といってもグループを作るわけでなく、空いている土地や農機具を世話してあとは自主性にまかせるというやり方である。そのため面白い人が続々誕生している。

 そんな井上さんと小松の東さんと3人で話は多いに盛り上がった。そんなこんなで1日が過ぎた。う~ん農閑期ならではである。

2004年1月9日

帰ってきたヤギのハナ
 今日ヤギの「ハナ」が帰ってきた。今年も交配はどうやらダメそうである。ヤギの中でもさらに臆病なハナは環境が変わってしまって発情が止まってしまったようだ。今年の秋にはオスを迎えるこtにしよう。 それにしても帰ってきて、いるべき場所にいると落ち着くものだ。ハナの食べ物もたくさんある。

 ハナを連れてきてくれた人から合鴨を丸のままもらった。その人は合鴨農法もやっていて、今朝つぶしてきたとの事。さばいた事がなかったが、早速チャレンジ。ネットで調べながらさばくと何とか形にはなった。まあ魚と一緒でうまい人がやればもっと肉がとれたであろうな~

 こうやってさばくと、命のありがたみも分る。それにしても奥さんが思ったより反応したのは意外であった。肉になったらおいしそ~なんて言っていたが・・

 それにしても
肉というのはあまり取れないものだ。(自分がヘタという分を差し引いても)スーパーなんかで売っている肉ってどうしてあんなに安く出来るのだろうとつくづく感じてしまう。

2004年1月8日

吹雪きの外
 暖かい冬だな~と思っていたら昨晩から吹雪き。ようやく冬らしくなってきた。そんな余裕も家の中から眺める分には良かったが畑に収穫に出ると手も耳のかじかんでやはり大変であった。

 今日は一日漬物の仕込み。この時期に穫れる大根は小ぶりだが水に沈むくらいズッシリしてるのでかつお大根もおいしいのが出来そうだ。かぶもこの寒さの中結構育っていた。冬は漬物のおいしい時期というのは野菜の実のつまりが良くなることもひとつの原因であろう。

 大根、かぶを水洗いしてたら霜焼け一歩手前になった。子どもの頃は良く霜焼けしてたな~。最近の子は霜焼けになってるのかな?

2004年1月7日

漬物オードブル
 今日2つの児童館から漬物オードブルの依頼されて配達した。以前風来の漬物を食べたお母さんが子ども達に本物をということで児童会の新年会で供されることになった。近所の方に頼まれるのも嬉しいものである。

 子どもに人気な漬物は瓜の粕漬けとタクアンである。さて糀漬け、千枚漬け、松前漬けの評判はどうかな?

 農閑期ということもあり例年この時期はのんびりスタートだが、今年はネットでの注文が次々入り漬物の仕込みも忙しくなってきた。ローから一気にトップとはいかないがありがたいことである。

2004年1月6日

千里浜からのぞむ太陽
 あけましておめでとうございます。今年はのんびり過ごした正月でした。今年のテーマは外に出ること。いつも以上の出会いの年になると期待しています。

 正月の1日、2日は一族で過ごし3日は家族でのんびり。4日、5日と自然食品店、店主の集まりに寄せていただき楽しく過ごした。無農薬農家にはない、色々な話が聞けて楽しかったり、カルチャーショックをうけたりと、これから消化していくといったところかな。泊まったところもスカンジナビア風で建物の真中にご神木があり、氣の流れを重視した面白いところ。あまりそういった関係には疎い自分でもなんだか気持ち良く過ごせ、正月で疲れた肝臓には特に良かったようである。また行ってみたいと思わせてくれるところであった。

 今日(6日)からお店もオープンしたが、何せ売るものがない状態。ボチボチと作っていかねばならない。先ずはメルマガ作成と発行。ネットでの注文も入ってきてローギアからスタートである。